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3月10日(月) 15:00～16:30 グリーンホール
講演者：ワシントン州立大学 Prof. Yong Wang
The Gene & Linda Voiland, School of Chemical Engineering and Bioengineering, Washington State University; Acting Director of Institute for Integrated Catalysis (IIC), Pacific Northwest National Laboratory
題目：Catalysis: Advancing Affordable and Clean Energy 触媒：手頃な価格でクリーンなエネルギーを推進
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Wang先生は，Chemical Engineering JournalのEditorを務めておられ，触媒化学，化学工学分野で優れた業績を上げたことでNational Academy of Sciencesにも選出されました．>> news.wsu.edu/news/
講演概要：触媒は化学反応を促進し、よりクリーンで手頃な価格の燃料を生産する上で重要な役割を果たします。本講演では、2つの興味深い研究分野を探求します。まず、石炭、天然ガス、またはバイオマスを液体燃料に変換する、ほぼ1世紀前に開発された方法である、フィッシャー・トロプシュ法に関する最新の調査結果を紹介します。私たちの研究では、このプロセスが高活性と低活性の期間の間で自然に振動し、将来、より効率的な燃料生産への道を開く可能性のある予期しない挙動を示すことが明らかになりました。次に、輸送に使用される燃料燃焼からの有害な排出量を削減するという課題に取り組みます。たとえば、内燃機関の触媒「変換」は、白金、パラジウム、ロジウムなどの貴金属に依存して排気ガスを浄化し、排出量を削減します。私たちの最新の研究は、これらの金属の単一原子から作られた、非常に安定な触媒の開発に焦点を当てており、コストを削減し、これらの限られた資源をより有効に活用できます。これらの研究は、高度な触媒が燃料生産と排出制御を革新し、よりクリーンで効率的なエネルギーシステムへの道を切り開く変革の可能性を示しています。
Dr. Yong Wang 東京農工大学 BASE府 招待教授
2021 ACS (American Chemical Society) E.V. Murphree Award in Industrial and Engineering Chemistry
2019 AIChE (American Institute of Chemical Engineers) Catalysis and Reaction Engineering Practice Award
2013 Fellow of RSC (Royal Society of Chemistry)
Co-Editor-in-Chief, Applied Catalysis B: Environment and Energy
Founding Executive Editor of the Catalysis Section, Chemical Engineering Journal
Editorial board, Catalysis Today, Journal of Energy Chemistry, and Chinese Journal of Catalysis
