Interview: Prof. Wuled Lenggoro(微粒子工学)Particle Technology

私の研究室では、学生がやりたい卒論研究テーマについて学生と一緒に設定・設計していきます。この工程が数カ月かかる作業になったりしますが、問題解決能力より課題設定能力が大事と言われる時代において求められる力を身に着けていると思います。また、マクロ(例えば数km規模)とミクロ(例えばμmオーダー)というスケールで物質とエネルギーの移動とそれらの関連リスクについて少しでも学んで卒業して欲しいです。

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Interview: 清水 大雅(電子デバイス)Prof. Shimizu (Electronic Device)

講義では必ず手を動かして問題を解くことが大切です。暗記も必要ですが、物事を時間をかけて理解する必要があります。研究では講義や学生実験とは違って、それまで誰もやっていないことに取り組むのですから失敗の連続です。失敗の中から少しずつ研究とは何かを学んでもらうことを心がけています。

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Interview: 長津 雄一郎(反応流)Prof. Nagatsu (Reacting flow)

農工大は受験時の偏差値ランキングと比べると、卒業時または大学院修了時の企業(産業界)からの評価ランキングは、はるかに高いことがしばしば報告されています。これは、教育・研究に真摯に誠実に取り組む農工大教員と共に、学部での勉学、研究室での研究に取り組む経験が学生の産業界で活躍できるための能力を高めていることがその原因と個人的に思っています。

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Interview: 香取 浩子(磁性・材料物性)Prof. Hiroko Katori (Magnetism in Condensed Matter)

磁性体の研究では、まず、研究目的に適した物質を合成します。そのためには「化学」の知識が必要です。次に、合成した物質の性質を様々な測定手法 を用いて調べ、それらの結果からどのような秩序形成が生じているかを解明します。そのためには「物理学」の知識が必要です。

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Interview: 秋澤 淳(エネルギー工学)Prof. Akisawa (Energy/Heat Systems)

食料問題,エネルギー問題,環境問題など社会的に解決が求められている課題が様々ありますが,東京農工大学では工学分野と農学分野の連携によって多角的なアプローチができます.問題を大きな目で捉えながら,個別の先端的研究に触れることが可能です.
 化学物理工学科では化学と物理学という二大領域を学ぶことを通じ,対象の多面的な性質を理解する力をつけることが特徴と思います.

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Interview; 畠山 温 (原子と表面)Prof. Hatakeyama (Atoms & Surfaces)

学生が受け身で学ばないように,主体的に授業や実習に取り組む仕掛けをつくるように心がけています。そのような講義や実習では学生とのやり取りから学ぶことも多く,担当していて楽しいものです。講義を担当することで私自身が学んだことをまとめて「量子力学」の教科書をこの間出版することができたのは,私にとってはご褒美です(笑)。

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