Energy: Designing a chiller. 吸着式冷凍機の設計

吸着冷凍サイクル.  吸着冷凍機は単段型・二段型・三段型となるにつれ低温熱駆動が可能となるがそれと同時に吸着冷凍サイクルに必要な反応器の個数が増え装置が大型になってしまうという課題が存在する.本研究では二段型吸着冷凍機に着目し装置の小型化,更なる低温熱駆動を目的としている. 従来の二段型吸着冷凍機は4つの反応器が必要となる.二段吸着冷凍機から反応器1つ取り除き約20%小型化した3ベッド二段型吸着冷凍機のシミュレーション解析が行われた.3ベッド二段型吸着冷凍機は装置の小型化を実現しただけでなく従来の二段型吸着冷凍機の駆動温度域(約70℃)での稼働が可能になる.本研究の目的はシミュレーション解析が行われた3ベッド二段型吸着冷凍機の性能評価を実験的に行い吸着冷凍機の低温熱駆動かつ小型化を実現する新吸着冷凍サイクルを提案することにある. また,従来吸着冷凍機に用いられる吸着材はシリカゲルが一般的であったが,本研究ではAQSOAと呼ばれる新吸着材を用いた.(文責:秋澤研究室)