2024年11月
化学物理工学専攻博士課程の入学と修了
- 入学試験のチャンスは年に3回( 8、12、3月)
- 入学試験内容: 15分発表 (1)職務内容・主な業務、(2)今までの研究内容・業績 、(3)研究計画 + 15分質疑 *スライドは英語、発表は日本語可
- 博士後期課程の標準修業年限は3年間
- 4月入学、10月入学を選択可
- 修了に相応しい業績(学術論文、博士論文)が早く整えば,修業年限の短縮(1, 2年での修了)も可能
- 社会人博士では、希望があれば授業料の追加なしで長期履修(4, 5, 6年)も入学時に選択可能(長期履修制度は入学後も2年生まで申請可能。取り消すことも可能)
- 修士修了でない学部卒の方でも,実務経験などの審査を経て入学可能
博士後期課程入学者(化学物理工学専攻の定員6名):
令和5年度(現D2) 社会人3名 / 入学者8名
令和6年度(現D1) 社会人3名 / 入学者10名
大学院改組直近過去3年度で11/28名 約半数が社会人博士
化学物理工学専攻博士課程の修了要件
○研究業績(D3公聴会まで)
学位論文の内容に関する査読付き原著論文2報以上(掲載決定済み(accepted)であること)
筆頭著者あるいはそれに相当する貢献の論文またはそれに相当する成果(関連テーマであれば入学前の論文を含めることも可能)
○特別計画研究(D1またはD2の12月、必修6単位)
博士論文1章に相当する、各自の研究テーマの関連領域や周辺領域について調査研究、問題発掘と解決手法の提案の口頭発表
○研究室でのセミナー(必修2単位以上)
指導教員と議論をしながら研究を進行
指導教員のセミナー科目III, IV, V 各2単位×3科目=6単位
業務と関連した内容での学位取得も可能: 本学の知的資源・分析機器の活用が可能
化学物理工学専攻研究室の博士課程における最近の研究テーマ
- 鉱山地域における水銀およびアンチモンの分布、排出と変換
- 化学プロセスにおけるPID制御装置のPIDパラメータ最適設計に関する研究
- 設備・環境の変化に適応するプロセス制御系の実用的な改善手法
- 再生可能エネルギー利用拡大のための流動層反応器を用いたカルノーバッテリーシステムとバイオマス発電プラントの統合プロセス
- 固相創製のための核化促進を導入した融液晶析法
- Homogeneity評価を利用した結晶粒子群の品質変更のための操作設計
- バイオマス燃焼ボイラにおける過熱器表面への灰付着挙動の計測と解析
- 生体触媒固定化多孔質ゲルの創製と応用に関する研究
- その他 >> https://tuat-chemphys.net/?cat=22
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・実学で必要となるScience&Technologyを扱う多様な研究室で幅広い研究分野をカバーしています
教員 | 研究室
* 教員は、大学院工学府・化学物理工学専攻の他に大学院生物システム応用科学府BASEにも所属しています。詳細については、予定されている指導教員にご相談ください。
FAQ:
Q: 入学してから、毎日(平日)大学の研究室に行くことになりますか?
A: いいえ、毎日研究室に行く必要はありません。具体的なスケジュールについては、指導教員と相談してください。
Q: 授業の履修はどのように行いますか?
A: 各学期の履修登録期間に、オンラインシステムを通じて授業を選択できます。詳細な手順は、大学のウェブサイトで確認してください。