New Departments in 2019, 工学部の学科改組

2019年4月に東京農工大学・工学部の学科改組。「化学物理工学科」の誕生。

Official site: www.tuat.ac.jp/department/engineering/chemphys/

2018.01.12 News 入試の情報

From April 2019: The Department of Chemical Engineering of Tokyo University of Agriculture and Technology (TUAT) will become Department of Applied Physics and Chemical Engineering.

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Examples of “topics” with new department: Optimization of energy conversion / utilization, Production system with low environmental impact and high efficiency, Power generation technology, Creation of new materials, Environmental measurement devices.新学科のキーワード:エネルギー変換・利用の最適化、低環境負荷・高効率生産システム、環境発電技術、新素材創製、環境計測デバイス、化学工学、物理工学、電気電子工学、エネルギー工学。

The “merger”: 25 research groups (PI, Professors or Associate Profs.) are affiliated with four fields/departments (Chemical engineering (13), Applied physics (8), Electrical & electronic engineering (2), Energy engineering (2)) of Faculty of Engineering (-2018).

By reorganizing TUAT Faculty of Engineering, the current 8 departments will become 6 departments in 2019. 工学部を現行8学科から、生命工学科、生体医用システム工学科、応用化学科、化学物理工学科、機械システム工学科、知能情報システム工学科の6学科に学科改組することを構想中です。
NEW DEPARTMENTS (from 2019.4)
Biotechnology and Life Sciences | Biomedical Engineering |
Applied Chemistry | Applied Physics and Chemical Engineering |
Mechanical Systems Engineering | Electrical Engineering and Computer Science

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http://www.tuat.ac.jp/department/kaiso/20180112_01.html

化学物理工学科は、化学と物理とを総合的に学ぶことで、社会的ニーズが高まっているエネルギー・環境等のグローバルな課題に果敢に挑戦し、それらを解決できる実践力が身につきます。

教育目標

化学物理工学科は、化学と物理の両方を総合的に学ぶことで、社会的ニーズが高まっているエネルギー・環境等のグローバルな課題に果敢に挑戦し、それらを解決できる実践力を涵養します。さらに、課題の全体像をシステムとして俯瞰し、ブレイクダウンし、さらに数理的に取り扱うことで課題の俯瞰・詳細化・最適化を行い、基本原理に立脚した要素技術・システムを提案し開発できる高度グローバルエンジニアを養成します。

アドミッション・ポリシー

  1. 化学・物理学全般はもちろんのこと、エネルギー、新素材、環境などに関心があり、課題に対して化学と物理学の両視点・方法論から問題を分析して、新しい解決策を創造し、国際的な視野を持つエンジニアとして活躍したいという意欲を持つ者。
  2. 化学・物理学等の理科系科目、ならびに数学・英語・国語等の基礎科目に十分な学力を有している者。

    カリキュラム・ポリシー

    化学物理工学科では、学部1年次に共通基盤となる化学、物理、数学に関する科目を中心に学びつつプロジェクト演習などを実習する。2年次に専門基礎科目として、化学工学、物理工学、電気電子工学、機械工学に関する科目を学ぶ。学部2年次後期からは「化学工学コース」と「物理工学コース」の2コース(コースは学ぶ科目のガイドライン、人数は固定せず)に分かれて、より専門性の高い教育を行う。専門科目は「エネルギー科目パッケージ」「新素材科目パッケージ」「環境科目パッケージ」の3科目パッケージをもって構成する。

    「エネルギー科目パッケージ」はエネルギー問題解決や、エネルギー変換技術に関する科目、「新素材科目パッケージ」は、計測・制御技術や、エネルギーや環境に配慮した新素材開発に関わる科目、そして「環境科目パッケージ」は、新たなバイオシステム構築や環境問題の解決に関わる科目を学ぶ。専門科目には数理的に問題解決できる能力を育成するための共通科目も設定してある。

    ディプロマ・ポリシー

    1. 化学・物理学の総合的学力を中心に、自然科学に関する基盤的学力を身につけていること。
    2. エネルギー・環境などの地球規模の課題や、新産業創出の課題などの複合問題を解決するために、化学・物理学の総合的理解の深化を通じて、課題の俯瞰・詳細化・最適化を行い、さらに基本原理に立脚した要素技術の提案・開発をシステムとして実現しうる研究領域の学識を身につけ、原理・原則に基づいた論理的思考と洞察する能力を備えていること。
    3. 使命志向の立場から、技術者として社会に対する責任を自覚し、経済性、安全性、社会及び環境への影響等を多面的に考慮しながら、対象の本質を理解し、解決すべき工学的課題を自覚し、創造的に解決できる能力を身につけていること。
    4. 高度グローバルエンジニアとして主体的に活躍できるよう、国内外で必要となるコミュニケーション能力と教養を身につけていること。